2024/05/09 06:06

ごくたまに聞かれる質問です。


どうしてレザークラフト作家になったのですか?革をしてる方って少ないですよね?と聞かれます。


SNSを見ていると、そんなことはなく、たくさんおられるように感じるのですが、布小物やレジン作家さんに比べると、確かに少ないのでしょうか…?


さて、どうしてレザークラフトを始めたのか?と言いますと、理由は一つではありません。

色んな要素が集まって、丁度良いタイミングの時に「よし、やってみよう!」と思ったのでしょうか。

要素って何?といいますと


1.夫が独立・開業したこと

2.外で働けないほど体調が悪かった

3.もともと革が好きだった

4.もっと昔、楽器のリペアマン=職人になりたかった


が大雑把な理由でしょうか。

はい、全然趣味から入ってません。

外で働けない私が、生活のために、出来る範囲で何が出来るだろう?と考えた結果、好きな革で職人を目指した結果、今の形になりました。


はじめは、モノになるかどうかさえわからなかったので、必要最低限の道具だけ買い揃えて、コソコソ隠れて練習始めました。

目打ちは音が出るので、グリップ式の静音目打ちを買ったり、ポニーを買うお金なんてないので、布団挟みで代用したり、ライトもないので携帯のライトで代用したり…。端革さえ高くて100均の合皮でステッチの練習したり…。



なんというか、当初は苦学生のような事をしていますね。


そんなこんなで、半年ほど練習して、なんとかモノになってきたかな?というところで、今もお世話になっている白猫堂さんにアドバイス?意見?を聞きに行ってみよう、と足を向けたその日から、商業作家として活動する事になりました。


次回からは、要素のところをもうちょっと掘り下げて書いていこうと思います。


それでは、今日はこのへんで。