2024/05/15 07:46

さて、前回の続きです。

どうしてレザークラフト作家になったのか?

色々理由はあるのですが、夫の独立・開業と自分の体調不良は大きな理由で、革が好きなだけでは多分作家になってないと思います。


元々、持病で呼吸器疾患をもっており、お医者さんから子供を保育園に預けるよう勧められたり(子育ては体力いりますし、体を動かしますから)パートに働きに出てはすぐにドクターストップかかったりと、なかなか働けないような状況でした。

そんな中、夫が独立・開業して自宅で仕事を始めたので、経理や営業事務的な事、SNSの運用などの手伝いをするようになりました。

若い頃は開発の仕事で、そういった総務や営業に関する仕事はノータッチでしたので、この時期にそういうことを覚えられたのはとても役に立っています。



仕事が軌道にのってきた頃、夫がこう言いました。

「僕が何かあった時に、今の事務の仕事では路頭に迷ってしまうから、何か自分でもできること探してみたら?今の時代、外で働く以外にもできる事あるよ?」と。


確かになぁと、スキルはあれど外で活かせませんし、在宅ワークが出来るほど体力もなし。

自分のペースでできる仕事を探すのもアリかなぁと、そこから、2・3ヶ月くらい何が出来そうか色々考えました。

この考えてる期間に、白猫堂さんにも相談して、「レザークラフトなんかどうかな?」と聞いた覚えがあります。


店主の答えは「ええんちゃう?やってみたら?」


結局、この一言が、自分にとってのGOサインになりました。

とはいえ、夫はハンドメイドには難色を示していたので(実績をあげるのは難しい事がわかっていたので)、半年ほどコソコソと隠れて練習するに至ります。


ここまでが、大人の事情といいますか、経済的な事情といいますか。

じゃあ、色々考えて、なんでレザークラフトを選んだの?という所は、また次回お話しようと思います。


では、今日はこの辺で。